きゅうりの皮ってむくのが正しいの?
なんできゅうりの皮はしましまにむいているのだろう。
と不思議に思ったことはありませんか。
小さい頃から親がむいていたから自然と自分もむいている、またはその反対の場合もあるのではないでしょうか。
料理の種類によっても異なるので、実際どのようにすればよいのか迷ってしまうこともあるはず。
今回は、そんなきゅうりの皮について気になることをご紹介します。
きゅうりの皮はむく?むかない?
各家庭によってきゅうりの皮をむくかむかないかは異なるものの、なぜその選択をしているのか少し気になりますよね。
皮があってもなくても、それほど味に大きな変化はないように感じますが、自分以外の人はどのように考えているのでしょうか。
皮をむく派・むかない派の意見を集めましたので、ぜひ参考にしてみてください。
皮をむく派の意見
- 皮がついたままだと表面のトゲトゲが気になってしまう
- 皮をしましまにむいた方が、料理の飾りとしてやお弁当に入れたときに可愛く見える
- 皮がついたままだと硬いため、子どもには食べづらい
- 青臭いのが苦手
- 皮をむいた方が味が染み込みやすい
皮をむかない派の意見
- 皮をむかないことで栄養が逃げることを防いでいる
- 皮の濃い緑色が食材の色を引き立ててくれるので、全体的に綺麗に見える気がする
- 料理の手間を出来るだけ省いている(面倒くさい)
- 皮つきの触感が好み
- 皮を捨てるのが勿体ない
- そもそもむくことを考えたことがない
きゅうりの皮に栄養はある?
大根やかぼちゃ、人参の皮に栄養素が含まれているのと同様に、きゅうりの皮にも栄養素が含まれています。
特にきゅうりは全体の90%が水分のため、栄養素のほとんどが皮に含まれているのです。
きゅうりの皮に主に含まれている栄養素
- βカロテン
- カリウム
- ビタミンK
- ビタミンC
なかでも、むくみ解消が期待できるカリウムには利尿作用があり、体の余分な水分や塩分の排出を促してくれるので、体温を下げる効果があります。
暑い時期の体温調節や夏バテ予防にも嬉しい栄養素のひとつです。
夏のお祭りの時期などに、きゅうりの一本漬けの屋台を見かけることがありますよね。
小腹を満たすだけではなく、もしかすると体温を下げる効果が期待されているのかもしれませんね!
きゅうりの皮のむき方
きゅうりの皮をむくときに使うのはピーラー?それとも包丁?皮のむき方に決まりはあるの?
と気になることもあるのではないでしょうか。
決まったむき方はありませんが、知っておくと少し便利な方法をご紹介します。
基本のむき方
きゅうりの皮をむく時は、ピーラーを使って縦向きに力を入れずにスーッと引いてむくのが一般的です。
もちろん包丁を使い慣れている方は、包丁を使っても問題ありません。
縦向きのしましまにするむき方
基本的な皮のむき方と同様に、ピーラーを使ってむいてもOKです。
また、きゅうりの両端(ヘタ)を切り落として、真っすぐになった切り口をまな板に垂直に立て、きゅうりを手で支えたまま、上から下に包丁を下ろして皮をむく方法もあります。
この場合、長いきゅうりのままだと少しやりづらいので、1/2サイズにカットしてから行うのがおすすめです。
横向きのしましまにするむき方
皮を横向きのしましまにむく際は、縦向きとは少し異なります。
ポイントは、使用する包丁またはピーラーを動かさないこと。
刃物は固定したまま、手に持ったきゅうりを回しながらむくのがコツです。
手に持ってむくことが難しい方は、きゅうりをまな板の上に置いて転がしながらむく方法もあります。
きゅうりの皮をしましまにむく理由
ところで、きゅうりの皮はなぜしましまにむくのが主流なのでしょうか。
人によって答えは異なるものの、一般的には「緑のコントラストが綺麗に見える」「味が均等に染み込みやすくなる」というのが大きな理由だそうです。
最近ではSNSに料理の写真を載せている方も多く、確かにしましまにむいている写真の方が、綺麗でおしゃれに見えるので納得ですよね!
きゅうりの皮を使ったレシピ
「きゅうりの皮をむいたけれど、このまま捨てるのは勿体ない」と思っている方必見!
きゅうりの皮が立派な一品になる簡単レシピを2つご紹介します。
食卓に並べたら、家族もびっくりするかもしれませんよ。
まとめ
普段あまり意識することのないきゅうりの皮むきについてですが、むくことで見栄えがよくなったり、味がしっかり染み込んだりとメリットがありました。
もちろん、皮つきのままの触感や味がお好きという方も多いでしょう。
きゅうりの皮は、必ずむかなければいけないというものではありませんので、その日の料理や気分に合わせて変化をつけてみるのもいいかもしれません。
皮のむき方一つで見栄えや味に違いが出るなんて、なんだか少し楽しいですね。