かんたん洗浄丸の流し忘れに気がついたら、すぐに十分なお水で洗い流しましょう!
12時間程度なら、排水管が傷む心配はありません。
時間を置きすぎると、いつのまにか酸性やアルカリ性製品を一緒に使っているかもしれません。
酸性またはアルカリ性と混ざると、塩素ガスが発生して危険ですので気をつけてくださいね!
かんたん洗浄丸を流し忘れた!放置時間を超えたらお水で洗い流しましょう!
かんたん洗浄丸は、30分(除菌の場合は60分)放置した後、水で充分すすぐ製品です。
ただし、12時間程度であれば排水管への影響の心配はありません。
ですから、例えば就寝前に錠剤を入れて、朝に流すという使用方法も可能です。
しかし、それ以上の長時間については、排水管に影響が出る可能性もあります。
流し忘れたことや、長時間放置しすぎたことに気がついたら、すみやかに充分な水で洗い流しましょう!
酸性やアルカリ性の洗浄剤と一緒に使うと、塩素ガスが発生して危険
かんたん洗浄丸を使ってから時間が経ちすぎてしまっても、気が付いたタイミングでしっかりと水を流せば特段問題ありません。
この時、注意すべきことはきちんと「水だけで流すこと」。
時間が経ちすぎたからといって、薬剤をしっかり落とすために他の洗剤や漂白剤などを使って無理に洗ったり、磨いたりする必要はありません。
かんたん洗浄丸は塩素系製品であるため、気が付かない間に酸性またはアルカリ性製品と共に使用してしまうと、有毒な塩素ガスが発生する危険性があるため、注意が必要です。
かんたん洗浄丸の正しい流し方!
この見出しをご覧になって、かんたん洗浄丸の流し方に「正しい、正しくないなんてあるの?」とお思いの方もいらっしゃいますよね。
確かに、30分程置いて、水で十分に流すだけなので、難しいことはなにひとつありません。
しかし、かんたん洗浄丸を洗い流すときに熱湯を使っているという方はいませんか?
「ニオイやヌメリを落とすなら、水で流すよりも熱湯で流した方がより綺麗になりそう!」と思っている場合、その方法は正しくありません。
公式サイトでも、かんたん洗浄丸を使用する際の注意点として、熱湯を使うことは禁止されているのです。
それは、熱湯の湯気によって蒸気が上がり、かんたん洗浄丸(塩素系)の匂いが、立ち上がってしまう危険があるため。
そのため、薬剤が入った製品を使用する際は、パッケージの裏側などをきちんと読んで安全に気を付けて使用してくださいね。
かんたん洗浄丸を流し忘れたら排水管は傷む?
排水管は各家庭によって種類や材料が異なるため、かんたん洗浄丸を流し忘れたからといって、すべての排水管が傷むとは言い切れません。
一般的によく使われているのは、塩ビ管(プラスチック管)のなかでも、「硬質ポリ塩化ビニル管=VU管」や「水道用硬質ポリ塩化ビニル管=VP管」が挙げられます。
塩ビ管は塩素系だけでなくアルカリ性にも強いので、塩素系製品であるかんたん洗浄丸の使用や流し忘れてしまった場合でも、気が付いたタイミングで水を流せばそれほど心配する必要はありません。
気を付けなければならないのは、排水管の素材だけでなく、そのまわりに使われている銅、真鍮、鋳鉄、アルミニウム、軟質塩ビ、木、ゴム製といった素材です。
特に銅や真鍮は薬剤に触れると黒く変色し、腐食してしまうため、注意が必要です。
かんたん洗浄丸を使い続けると排水管が傷む?
ニオイやヌメリのケアが手軽にできるかんたん洗浄丸を使っていると、ずっと使い続けていても排水管に傷みがでたりしないのだろうかと疑問に思うことがあるかもしれません。
しかし、小林製薬の公式サイトを中心に調べてみても、「使い続けることによる排水管への傷み」についての記載は見つかりませんでした。
それでも、かんたん洗浄丸の使用頻度については次のような記載がありました。
- 使用頻度に目安はなく、ニオイやヌメリが気になった時に使用ができる
- きれいな状態を保つために、1週間に1度程度の使用が好ましい
このことから、使用頻度も特に回数を少なく制限されているわけではありませんので、使い続けることによる排水管への影響はあまり大きなものではないように感じます。
ただし、どうしても気になるという方は、使用回数を減らして、その分ご自身での清掃を増やしたり、直接小林製薬の公式サイトへ問い合わせてみたりする方が良いかもしれません。
まとめ
嫌なニオイやヌメリを手軽に落とすことができる「かんたん洗浄丸」は、1つでキッチンや洗面所、トイレや浴室掃除ができる大変便利なアイテムです。
正しい使用方法を守れば、誰でも安全に、そして簡単に使用できる優れもの。
現在は、シトラスやピーチの香りがするものや、小粒タイプのものなども販売されていますので、使用する場所に合わせて商品を選んでみるのもおすすめです。