本記事では、
- プランターに生える主なきのこの種類・名前
- プランターにきのこが生える原因
- プランターにきのこが生えないようにする対策方法
について解説します。
育てている植物のプランターにきのこが生えていてびっくりした経験がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
プランターのきのこの種類と名前
プランターに生えるきのことして、主な2種類を紹介します。
プランターのきのこの種類と名前①イタチタケ
イタチタケ
初夏から秋にかけて、広葉樹の朽木や切り株、林内の地上によく生えています。
カサのカタチは成長とともに、卵型→釣鐘型→平らに変化していきます。
色は淡黄褐色で、カサは薄く脆いため、触るとすぐに崩れるのが特徴です。
毒やニオイはなく、触っても大丈夫ですが、念のために軍手や手袋を着用するのがおすすめです。
プランターのきのこの種類と名前②キコガサタケ(黄小傘茸)
キコガサタケ
イタチタケに比べて柄の部分が細長く、カサが白色~薄クリーム色のきのこです。
背が高く、色が白っぽいため、比較的見つけやすいのが特徴です。
釣鐘型の小さなカサは、お菓子のアポロチョコのカタチに似ており、ちょっぴり可愛らしさを感じます。
キコガサタケも毒はないため、見つけてもそれほど心配する必要はありません。
触っても問題ありませんが、きのこをプランターから取り除く場合は、念のために軍手や手袋を着用するのがおすすめです。
プランターにきのこが生える原因
プランターにきのこが生えることは、そう珍しいことではありません。
プランターにきのこが生えている原は主に「きのこの胞子」と「土の湿度」であり、条件さえ揃えば、誰にでも起こりうる可能性があります。
プランターにきのこが生える原因①きのこの胞子が飛んできた
きのこの胞子は自分で動くことはできませんが、虫に運ばれたり、風に飛ばされたりすることがあります。
住宅街などであれば、きのこの胞子が野良猫の毛に付着し運ばれる…というケースもあるほど。
そのため、プランターを屋外に置いている場合は、きのこの胞子が飛んできたという可能性が高いです。
プランターにきのこが生える原因②土の湿度が高い
2つ目の原因は、土の湿度が高いことです。
湿度の高い土は、きのこにとって絶好の場所。
土が乾ききる前に、毎日たくさんの水を与え続けていると、常に土が湿った状態になるため、きのこが生えやすくなります。
特に梅雨時は、きのこだけでなくカビも生えやすくなるため、湿度には注意が必要です。
プランターにきのこが生えないようにする対策方法
プランターにきのこが生えないようにするポイントは、「土」にあります。
おすすめの対策方法は、下記の2つです。
プランターにきのこが生えないようにする対策方法①土を乾燥させる
きのこが好む環境を作り出さないよう、プランターを日当たりの良い場所に設置したり、日光をあてたりして、土を乾燥させることが大切です。
水やりの頻度を少なくすることも、土を乾燥させることに繋がります。
また、川砂やパーライトといった、水を吸収しない園芸資材を土に混ぜて使用するのもおすすめです。
プランターにきのこが生えないようにする対策方法②新しい土に変える
ホームセンターなどで購入した土は、はじめから、きのこの胞子(菌)を含んでいる可能性が高いです。
特に値段の安い土は、きのこが生える原因となる餌(有機物)が含まれていることが多く、いくら土の湿度に気を付けていても、きのこが生えてしまうことがあります。
そんな時は、思い切って新しい土に変えるのがおすすめです。
無機物の肥料を土に混ぜて使用することで、きのこが生えるのを防ぐことができます。
まとめ:プランターに生えるきのこの種類や名前・生える原因と対策方法
- ◆プランターに生える主なきのこの種類・名前
-
- イタチタケ
- キコガサタケ(黄小傘茸)
- ◆プランターにきのこが生える原因
-
- きのこの胞子
- 土の湿度
- ◆プランターにきのこが生えないようにする対策方法
-
- 土を乾燥させる
- 新しい土に変える
もしプランターにきのこを見つけても、きのこが生えることはそう珍しいことではないので大丈夫ですよ♪
ただし、毒がないからといっても、食べることはないよう気を付けてくださいね!