本記事では、はがきを送る時に切手がいらないかどうかや、切手が必要なのはどんなときなのかについて解説いたします。
はがきを送る頻度は高くないですが、いざというときに慌てないよう、知っておいた方がいいですよ♪
はがきに切手はいらない?コンビニで買ったはがきも同じ?
はがきに切手は貼る必要があるのでしょうか?
結論から述べると、はがきの購入代金に切手代が含まれているので、はがきに切手は必要ありません。
ただし、それは「通常はがき」の場合に限ります。
通常はがきとは、主に郵便局で購入することができる、「はがきの料金(数字)」「NIPPON」「日本郵政」などの印刷が施されているはがきのこと。
郵政民営化前までは、「官製はがき」とも呼ばれていました。
本来切手を貼付する左上の位置に、ヤマユリやヤマザクラ、胡蝶蘭といった植物の絵柄がデザインされているものや、有名キャラクターが描かれているものなど、さまざまです。
季節に応じて変わることもあり、必ずしも上記のデザインであるとは限りません。
通常はがきは郵便局以外にも、コンビニやスーパーのサービスカウンターで購入することができるため、日中郵便局へ行くことが難しい方でも、比較的簡単に手に入れることができます。
「通常はがき」であれば、コンビニやスーパーなど購入場所に限らず、切手を貼る必要はありません。
はがきに切手を貼る必要があるときは?
切手が必要かどうかは、購入場所によって決まるのではなく、はがきの種類によって異なります。
はがきに切手を貼る必要があるのは、「私製はがき」と呼ばれる「郵便局が発行したものではないはがき」を使用するときです。
私製はがきには、通常はがきにある「はがきの料金(数字)」「NIPPON」「日本郵政」といった文字の印刷がありません。
郵便番号欄の左隣は無地の空白になっていることがほとんどです。
そのため、はがきの左上部分を確認することで、切手が必要かどうかわかります。
ただし、通常はがきの場合でも、現在の料金(63円)でないものは、差額分の切手を貼る必要があります。
現在の通常はがきは、2019年10月に62円から63円に値上げされており、それ以前にも値上げが実施されています。
そのため、2019年9月以前に購入したはがきを使用する際は、差額分の切手が必要となりますので、ご注意くださいね。
はがきに貼る切手はいくら?
はがきに切手が必要な場合、貼付する切手の料金は「通常はがきor往復はがき」「発送方法」によって異なります。
- はがきの種類
- 通常はがき ⇒ 63円
往復はがき ⇒ 126円 - 発送方法
- 速達 ⇒ 通常料金+260円
特定記録速達 ⇒ 通常料金+160円
簡易書留速達 ⇒ 通常料金+320円
など
郵便局のホームページで料金のシミュレーションができます♪
⇒ https://www.post.japanpost.jp/cgi-simulator/postcard.php
まとめ
- 通常はがきには切手を貼らなくてOK
-
コンビニで購入した通常はがきも同じ
- 私製はがきには切手を貼る必要がある
-
通常料金は63円
この記事では、「通常はがきには切手が不要」「私製はがきには切手が必要」であること等を解説いたしました。
メールやSNSですぐに人と連絡が取れるようになったため、最近でははがきを使用する機会は少なくなりました。
しかし、いざという時のために、はがきには切手が必要かどうかを知っておくだけで随分気が楽になりますので、ぜひ胸に留めておいてください。