千羽鶴に縁起の悪いダメな色・タブーな使ってはいけない色は?組み合わせやグラデーションにする繋ぎ方も解説!

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千羽鶴に縁起の悪いダメな色・タブーな使ってはいけない色はある?組み合わせはバラバラでもいい?つなぎ方やグラデーションにする作り方も解説!

千羽鶴に「使ってはいけない」と決められている色は、ありません。

しかし、縁起の悪い色・ダメな色・タブーな色とされている色は黒とグレーです。

「お葬式(喪服や霊柩車など)」を連想させるから
グレー
「火葬後のご遺灰やご遺骨」を連想させるから

この記事では、千羽鶴の組み合わせやつなげ方、グラデーションにする作り方も紹介しています。

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千羽鶴に縁起の悪いダメな色やタブーな使ってはいけない色はある?

千羽鶴に使われる折り紙では、「それぞれの色に意味はない」という説が一般的です。

ですから、「使ってはいけない」と決められている色もありません。

日本折紙協会のホームページに、黒色についての記載があります。

「黒」で折ってはいけない?と聞かれることもございますが、そんなことはございません。

引用元:日本折紙協会

とはいえ、「黒・グレー」は縁起が悪いものを連想させるので、「使わない方がいい」と言われています。

また、金や銀も、縁起は悪くないものの、まとめた時に他の色から浮いてしまうので、あまり使われないことが多いですね。

使わない方が良いと言われている色

連想されるもの
お葬式(喪服や霊柩車など)
グレー 火葬後のご遺灰やご遺骨

千羽鶴の色の組み合わせに決まりはある?順番はバラバラでもいい?

千羽鶴の色の組み合わせや順番に、特に決まりはありません。

どのように組み合わせてもいいですし、まとめずにバラバラでも特に問題はありません。

ただ、例えば「全体はバラバラなのに、一部だけ同じ色の鶴が2羽連続している」という状態だと、見ていて気になってしまいますね。

まとめた時にメッセージや絵柄を浮き上がらせる、という意図でなければ、こうした状態は避けた方がよいでしょう。

また、千羽鶴で多く使われる配色として、2つの方法があります。

  • 1つの色で1本を作る
  • 1本をグラデーションにする

必ずこのどちらかにする必要はありませんが、色の組み合わせ方に迷ったときはヒントにしてくださいね。

千羽鶴の色をグラデーションにする作り方

千羽鶴をグラデーションに並べる場合は、上になる方を明るい色・淡い色にし、下がるにつれてだんだん暗い色・濃い色にするという方法が定番です。

白などの明るい色・淡い色は軽やかな印象を、紺などの暗めの色は重厚感を与えると言われるので、このような並べ方にすると全体に安定感が出るようです。

単色で、例えば「白または淡い水色→藍色」となるように並べるのも素敵ですし、いくつかの色を取り合わせてもきれいです。

その場合は「色相関図」をイメージして配色を決めるといいですね。

おすすめは、一番繋げやすい10色のグラデーションです。

10色のグラデーションの作り方

白→ピンク→赤→オレンジ→黄→黄緑→緑→水色→青→紫

他にも、ピンクから始めて中間色の黄緑・水色を省く7色の配列や、反対に、薄いオレンジ・レモン色・深緑・紺・藍といったトーンの違う色や中間色を増やして15色・20色を並べる方法もポピュラーです。

7色のグラデーションの作り方

ピンク → 赤 → オレンジ → 黄 → 緑 → 青 → 紫

15色のグラデーションの作り方

白 → 薄いピンク → ピンク → 赤 → オレンジ → 淡いオレンジ → 黄 → レモン色 → 黄緑 → 緑 → 深緑 → 水色 → 青 → 藍 → 紫

20色のグラデーションの作り方

白 → 薄いピンク → ピンク → 濃いピンク → 濃い赤 → 赤 → 茶 → オレンジ → 薄いオレンジ → 山吹色 → 黄色 → レモン色 → 黄緑 → 緑 → 濃い緑 → 薄い水色 → 水色 → 青 → 紺 → 紫

千羽鶴の基本的な折り方

千羽鶴の鶴は、1羽だけの鶴と同じ作り方で折ります。

千羽鶴の首(頭)は折るの?折らないの?

「千羽鶴の首を折るか折らないか」ということが問題になることがあります。

下を向いた鶴の姿や「首を折る」という言葉が、縁起の悪いものを想像させるからです。

しかし、尾も頭もピンと立った鶴を見ると、何だか中途半端な印象を抱きませんか?

頭を折ると縁起が悪い?と聞かれることがございますが、まったくそんなことはございません。折らないと頭ができないので、折ってください。

引用元:日本折紙協会

日本折紙協会も「頭ができないので、折ってください」と明言しています。

折って頭を作らないと、どちらが頭でどちらが尾なのか分からなくなってしまいますね。

「首を折る」という言葉は縁起が悪いですが、「頭を作るため」ですので、首を折って頭を作っても問題はありません。

羽は広げる?閉じる?

羽は広げても、たたんだままでもOKです。

たたんだままの方がかさばらないので、シチュエーションによって使い分けましょう。

本当に千羽必要なの?

千羽鶴だからと言って、必ずしも千羽折らなくても大丈夫です。

「千=たくさん」という意味合いで、多くの鶴を折りあげる作業に込められた願いの強さが「千」という数として現れたものです。

お見舞いでは、「治る」と響きが似ている「700羽(折る)」が千羽より好まれるとも言われています。

千羽鶴のつなげ方

千羽鶴のつなげ方について、分かりやすい動画がありますので紹介しますね。

まとめ

千羽鶴の色には「こうしてはいけない」というルールはありません。

しかし、あまり好まれない色である「黒・グレー・赤」は、マナーとして避けた方がよいでしょう。

最も大切なことは、一羽一羽に思いを込めて丁寧に折ることではないでしょうか。

ぜひ素敵な千羽鶴を作り上げて下さいね。

千羽鶴を処分する方法やタイミング・注意点はこちら >>



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